歯周病菌の実態と栄養源について

歯周病菌のなかには、レッドコンプレックと呼ばれる悪さをするものがあります。進行性の歯周病は、アクチノバチラスアクチノミセテムコミタンスが、妊娠時の歯周病では、プレボテラインターメディアが増加する傾向にあるようです。歯周病菌の主な栄養源は、歯と歯肉の間の溝の歯周ポケットの歯肉から出てくるアミノ酸を主な栄養源としているようです。そのほかには、唾液の中のアミノ酸、食べ物とともに入ってくるショ糖、ブドウ糖、果糖を栄養源としているものがあります。歯周病は、主に歯周病菌が悪さをしておきる病気になります。他の感染症のように1種類の細菌が悪さをして病気をひきおこすのではなく、歯周病の発症には複数の細菌が関与しているようです。口の中には数百種類の細菌がいますが、歯周病に関与している歯周病菌は、10から20種類ほどとされているようです。歯周病にかかると、歯周病菌は時には1000倍以上にも増えるとされています。慢性的なポルフィノモナス、ジンジバリス、トレポネーマデンティコーラ、タンネレラフォーサイセンシスの3つの菌が多く見られるようです。

歯周病菌の繁殖について

歯周病菌は、細胞分裂して繁殖していくようです。口の中は温かく、栄養源も豊富なために、歯周病菌にとっては繁殖しやすい環境になるようです。歯周病が進行して菌と歯肉の間にある溝が深くなると、歯周病菌にとってさらに繁殖しやすい環境になるようです。しかしながら、唾液や歯肉からでてくる液には免疫物質が含まれ、細菌どうしの縄張り争いもあり、条件がよければ20分に1回ほど細胞分裂できる歯周病菌でも、実際には4時間から5時間に1回程度の細胞分裂となってきます。歯周病といえば高齢者の病気で若い頃は全然関係ないと思ってました。しかし最近テレビコマーシャルで子供の頃からなることを知り、ほとんどの人がもうすでになっているそうで驚きました。歯周病は歯周病菌というものが原因で口の中だけでなく、これが結構厄介で心臓病など歯と全く関係のないようないろいろな病気の原因ともされています。ですから歯周病菌は本当に怖いものです。歯磨きで単に虫歯予防をするだけでなく歯周病菌を殺せるものが早く浸透してほしいです。